【経験者が語る】パワハラに遭った時の対処法について徹底解説
【経験者が語る】パワハラに遭った時の対処法について徹底解説
会社に所属している皆さん、上司から無理な要求をされたり毎日怒鳴られて精神的に参っていませんか?
私は同じ経験をしたのでパワハラを受けている方のお気持ちが痛いほどわかります。
この記事は、私がパワハラを受けてどうしても耐えられなくなりとった行動の経験を紹介し、その教訓となることを共有します。この記事を読むことによってパワハラで苦しんでいる方が苦しむ必要がないとわかるようになり、パワハラ上司と乖離できるように行動に移せるようになります。
結論、パワハラ上司と乖離できるのがゴールとなります。そのためにパワハラを受けた記録をして信頼できる人に相談をします。それでも上手くいかないなら公共通報機関に届け出ましょう。やり方は、以下の順番で解説します
1 パワハラとは
2 鵜呑みにするな。自尊心を下げるな
3 パワハラ上司のタイプを把握
4 記録をする
5 信頼できる人に助けを求める
6 組織内の調査機関に報告
7 部外公共通報機関に報告
が重要です。
職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる
①優越的な関係を背景とした言動であって、
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
<職場におけるパワーハラスメントについて、裁判例や個別労働関係紛争処理事案に基づき、次の6類型を典型例として整理しています。
なお、これらは職場のパワーハラスメントに当たりうる行為のすべてについて、網羅するものではないことに留意する必要があります。
1)身体的な攻撃
暴行・傷害
2)精神的な攻撃
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言
3)人間関係からの切り離し
隔離・仲間外し・無視
4)過大な要求
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
5)過小な要求
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
6)個の侵害
私的なことに過度に立ち入ること
引用 厚生労働省:職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント /パワーハラスメント)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html.
昨今ではハラスメントに関する見方が変わりハラスメント防止を推進する企業が増えてきました。しかし、依然としてパワハラを行う先輩上司が存在するのは事実です。私の場合は、精神的な攻撃により、精神疾患になりかけ家庭と人生を崩壊しかけました。
まず、パワハラ含め人を積極的に攻撃する人間が向ける言葉は絶対に間に受けないようにしてください。
普通な人間だったら、相手がしんどそうだったら攻撃をやめるのはずです。
ある著名人は「バカと付き合うな」と発言されて非常にもっともなのですが、自分の直属の上司だったら逃げられません。
下手に動くとよりエスカレートして自分が苦しくなるだけです。
共通として、自分のやってることは正しいと思い込んでしまっているタイプであり、外部dからの指導に対しても絶対に納得はしないです。
●サイコパス型
生来的に他人を傷つけることを趣味嗜好としてあり、攻撃している側の人間の気持ちは一切何も感じない。指導を受けても自分が良くないことをしているか理解ができない。
●成長型
本来は人間らしい性格であったが、過去に自分がパワハラをされ耐え抜いてきたので当たり前だと思ってしまっている人間。 昭和気質な人はこのような人が多いのではないか。
●教育指導型
ハラスメントに類する厳しい指導は、部下のためだと思い込み、進んで精神的な攻撃を行うをタイプ
私を攻撃した上司は、サイコパスと成長型の複合型だと思います。 まともな思考をもたない人物と対抗しても、火に油を注ぐだけなので相手にしない方が良いでしょう
次に行うことは、
時間、場所、誰が、誰に、どうなったか、目撃者の有無など、詳細に記録する 録音は絶対して下さい。あわせてパワハラがあった時に、誰がその時いたのかも記録するのが重要です。また、録音を必ずして言い逃れをしないようにしましょう。
私の場合は、記録が不十分すぎて目撃者との整合性が取れなくなり、かなり不利になりました。忙しかったり、精神的に不安定だと記録する余裕はありませんが、録音するなり、信頼できる同僚に記録してもらったりしましょう。
詳細に記録する 録音は絶対実行して下さい。あわせてパワハラがあった時に、誰がその時いたのかも記録するのが重要です。
また、録音を必ずして言い逃れをしないようにしましょう。
次に重要なのが、第3者に助けを求めましょう。 助けてくれる人が身内にいなかったら、
・弁護士
・労基
・公共の通報機関
考えられる人に助けを求めましょう。
私は、父親の力を借りて、部内通報機関に通報してもらいました。本人が通報しても握り潰されるのは明らかだったからです。
記録など証拠が揃い、信頼できる同僚の後ろ盾を得られたら、部内の通報機関に通報します。
手紙だと握り潰される可能性が高いため、対面報告が良いでしょう。
パワハラ上司が直属だったら、その上の上司にほ通報しましょう。その際、証拠品も提出します。
公共機関が動けば会社も動かざる得ません。
上司と隔離するように働いてくれる可能性が高くなりますが、動いたとしても会社は穏便に済ませようとするはずです。
よっぽどパワハラ上司の評価が低くなければ、会社は本人を庇うでしょう。
異動ができるなら異動願いを出し、環境を全く変えてくれないようだったら転職しましょう。自分の生き方が大事です。
会社に相談しても対応してもらえなかったらお近くの都道府県労働局雇用環境・均等部(室)へご相談ください。 なお、土日に相談したいとかメールで相談したいことが、あれば「ハラスメント悩み相談室」にご相談ください。
ハラスメント悩み相談室はこちらから https://harasu-soudan.mhlw.go.jp/
引用 厚生労働省:職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント /パワーハラスメント)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html.
まとめ
1 パワハラとは
2 パワハラ上司のタイプを把握
3 鵜呑みにするな。自尊心を下げるな
4 記録をする
5 信頼できる人に助けを求める
6 組織内の調査機関に報告
7 部外公共通報機関に報告
パワハラとは、他人の人生を崩壊させる最低な行為です。そのような人に何を言われても相手にせず、自己肯定感を下げるの厳禁です。
自己肯定感が下がると、仕事の効率に影響する上に仕事に影響が出て更に怒られる。
怒られると、より自己肯定感が下がる悪循環となるからです。
パワハラ上司は、精神的攻撃が正しくて当たり前だと思い込んでいる残念な人間です。そういった人たちを矯正する事は絶対に不可能です。
そのためには自分自身を傷つけずに証拠を残し、パワハラ上司と隔離する事を目標としましょう。