【社会人応援】管理職を目指している20代30代の方必見、自衛隊幹部色仕事術
【社会人応援】管理職を目指している20代30代の方必見、自衛隊幹部色仕事術
期選択 20代30代の方でキャリアアップを目指して、管理職経験を希望している方がいると思います。
しかし、管理職は上下左右の人間関係に挟まれて非常に厳しいものだと言うのは容易に想像つくと思います。
そんな管理職になるか迷っている方に向けて、私が実際に陸上自衛隊幹部として培った仕事術について紹介と解説をします。
この記事を読むことによって、中間管理職としてどういった仕事をしなければいけないのかがイメージできようになり、今後のキャリアパスの選択肢が広がります。
担当の胆(はら)とは、必要な情報を調べて、「担当としてどうしたいのか」ということです。上司は、部下から「こんな事がありました。」は聞きたくないものです。
「こんなことがありました。次はこのような方向で処置します」な感じで報告すること。 そのためには、その案件は誰よりも詳しくなければなりません。
究極の判断は、「組織に貢献するためにどうすればいいのか」であり、これを担当の胆として考えていれば、大抵の議論は勝てるはずです。しかしながら、「○○がこう言ったので、私も同じ意見です」は担当として失格です。
ある程度の企画の裁量権を持つ立場になったら、担当者としての責任を果たす覚悟が必要です。
物事をスムーズに運ぶ秘訣は、「準備の周到」です。
準備が周到であれば、現場の状況判断が必要な事項は限定され結果としてリスクは極限されます。
例えば、防御戦闘を成功させるには、戦闘指導で各部隊の行動までミリミリ詰めるように、担当は物事を計画する場合、個人の動線の細部まで詰めて成功に導くことが必要です。
また、物事を成功に導くには、相手の立場になって考えることです。
人の大部分は、自分が困らないことは他に配慮が及ばない生き物なので、自分中心に物事を組み立てず、「自分だったら、相手だったら、どうして欲しいか」まで想像して計画する心がけが重要です。
深く心がけることで、準備の深さも増していきます。
まず中間管理職として仕事をする上で、組織の共通言語を理解しないと、なかなか会話になりません。
組織の共通言語を理解した後、
現場→問題点→あるべき姿→具体策→変化要因
を理解しましょう。
要は現状と目標のゴールとの間を埋めるために、具体策を整理することが中間管理職の一般的な要領なのです。
情報収集今日も遂行する上で、各種の業務(他部署の業務)の状況を把握することは重要でです。
各会議等の資料、他の部署の回覧資料ホワイトボード等にはそのエキスが入っているので確実に確認すること
回覧による情報の共有会議の議事録や、各種報告資料等は他部署内に部署内に回覧し、情報共有をしましょう。
その情報が重要かどうかは相手が判断するので、未熟なうちは垂れ流しでも実行しないよりは良いです。
この積み重ねをするしないで1年後上司同僚からの信頼に雲泥の差があります。
情報提供(報告)は、初めに趣旨を申し出てください。
報告なのか、通知なのか、情報提供なのか、上司に何をしたいのか何をしてもらいたいのかを明確にしましょう。
ちなみに、椅子を進める調整に来た相手には必ず椅子を進める(先輩後輩にかかわらず)相手を断たせたまま自分は座ったままで調整する事は許されない。また調整内容の長短によってはコーヒーなども出す。
内容上司に急ぎでいてもらいたい文書は直接手渡しで説明するか(対面報告)、大きめの付箋紙にコメントを記載して上司の卓上(一番目に付く)に置くこと。
急ぎでない文書は専用の文書箱などに入れておくこと。
この処置を取った場合は、上司の今日の優先順位から、いつその文章確認してくるか分からないことも承知しておくことが必要です。
まとめ
中間管理職は、組織内で上司と部下の間に位置する役職です。
彼らの仕事は、組織の目標を達成するために部下を指導し、チームの運営や調整を行うことです。
しかし、上司への対応や他部署との横の繋がりなど、多忙を極めます。
時には、プレイヤーの業務をする場面も出てきます。